とりあえず形にできたのがこれ。
一騎の行動の動機になるのは総士だけど、それができるのは真矢がいるから。
あーようやくわたしの中で総真一を言葉にできたぞ!
嬉しい……。
— ぴょん@プリライ行きます (@no1_spring_nh) 2015, 3月 8
嬉しいどころじゃないですよ人生の三分の一使って考えてきたことをようやく言葉にできたのだから。ファフダスさまさまです。
……というのが8話までの話ですね。
9、10話で一気にわからなくなりました主に一騎のせいで。
あいつなんなの本当に意味わかんない。
と思って、ファフナー1期からファフダス1クールまでの関係の変遷を辿りつつ今後の展望について考えていきます。
総真一はそれぞれに対してミクロとマクロがごっちゃになってるのがややこしいのかなあと思いました。この記事におけるミクロとマクロはざっくり個人のキャパとかのことですわたしにも説明できないです。これを元にそれぞれの矢印を考えます。
一騎にとって、総士も真矢もマクロなのではないか。
総士にとって、一騎も真矢もミクロなのではないか。
一騎は『蒼穹のファフナー』という物語において「個人」の象徴です。そして総士はその対になる「群」なので想像しやすいかと思います。1期ではミクロの一騎が総士の抱えるマクロを理解していき個を獲得する話だと思いました。
ここで真矢を一騎におけるマクロ、総士におけるミクロとしたのが総真一における複雑な三角形の根幹なのだと考えました。
真矢にとって、一騎はミクロで総士はマクロなのではないか。
決して互いに見下したり卑屈になったりとかではなく、単純な個としての単位? キャパ? が総士>真矢>一騎なのだと解釈しました。これなら真矢は自分で一騎を守りたい、総士には一騎を守ってほしいと思ってるのは自分より大きな存在(=総士)に対する信頼の表れなのだと思います。
ようやく自分にとってのマクロとミクロについて把握できてきたぞ。
要は"守りたいと"と"頼れる"の方向がマクロとミクロで逆転してるんですよね。
守る:総士→真矢→一騎
頼る:総士←真矢←一騎
というように。
矢印は向きというより包括です。集合の概念のような感じです。
一騎はキャパの大きい真矢や総士に頼りそして守られる立場にある。
総士は立場的にも頼られる人物で、誰かを守りたい思いも強い。
真矢がそんな状態になったのはなぜか考えたところ、やはり「俺のこと覚えててくれる?」なのですよね。この約束が2人を特別にし普通の男女でいさせなくした。そこで真矢は一騎のミクロを強く認識し、一騎は真矢を平和というマクロに投影した。だから真矢は一騎がマクロになることを恐るし、一騎は真矢をマクロでいさせたがるのかなあと。
総士を含めて3人とも英雄になることが示唆されており、全員マクロになることは避けられないのだとは思いますが……その過程で真矢が一騎のマクロを尊重したり、一騎が真矢のミクロを尊重したらめちゃくちゃ泣くと思います。あの夕日の元で交わした約束は特別ですが呪縛に他ならないので、そこから脱却するというのは、まさしく成長というか卒業というか……いやまあこれは妄言ですが。
多分ファフダス終わったらまた長々と書くことになりますが、10話時点ではこんな解釈です。
変わるのも楽しみです。
[加筆]
ミクロとマクロの向かう先がごちゃっとしてすみません。
一騎→真矢は彼女が持つ意思がミクロ、真矢→一騎は彼が持つヒロイックな面がマクロという感じです。
[加筆2]
こういうことです。
[加筆3]
真矢=一騎の心の支え、決定打はあの約束だけど、根幹に彼女だけが左目事件を知っていた(小説版設定)ってこともあるのかなあと思ったり。
黙ることで一騎と共犯関係になった=もうすでに肯定していた真矢だからこそ、一騎も弱音を吐けた。
冒頭のツイートの解釈とも矛盾はしない妄想、という感じですね。