情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

劇場版マジェスティックプリンス感想

新たな情報が解禁されるたび、11/4を指折り数えて生きていた。

折良く初日から観に行けることとなり、なんと初日舞台挨拶にも参加することができ、めでたくわたしのマジェスティックアワー2が始まったのである。

 

賑やかな舞台挨拶と本編を観終えた後、わたしは物販に並び、流れるようにパンフとDVDを買っていた。BDは売り切れていたのだが、当然である。

だって銀河機攻隊マジェスティックプリンスがそのまま、いや劇場版に相応しいクオリティを携えて圧倒的完成度で観客を薙ぎ払っていったのだもの。

結果劇場で10回見ていた。劇場から帰宅したあとDVDで見ることもあった。もはや完全に合法ドラッグである。

 

以下、劇場版で気になったことを書き記す。たぶん途中で語彙が小学2年生くらいになると思うがご容赦願いたい。

 

↓以下取り留めのない感想タイム(パンフバレします) 

 

 

 

とりあえずショックだったのが、冒頭の回想です。最終回でイズルをみんなで探すシーン、テレビ版だと「わたしは想像する」がいい感じにかかっていい感じに終わったのに、劇場版のBGM、すごく先行き不透明感あって、え、ええ〜こういうノリで行くのか……? シリアスアニメじゃん……って凹んだんだった(ちょっと盛り上がりもした)

よく考えたら、生きてても目覚めなかったら怖いよね……普通はこのテンションの曲がかかるべきところだもんね……。

 

ワイドショーのあたり、応援上映のしがいがありそう。ただただチーラビモンペと化したい。

みんなで映像見てるのはアサギの部屋。推しがめっちゃ慕われててありがてえ🙏✨

スルガのこと無視してみんなで話すところで \聞いてあげてー!/ って声をかけたい……。

小学生姉弟を見て、夢を叶えてヒーローとなったイズルに想いを馳せるアサギ。アサギはたぶん自分がみんなを(わかりやすく)救うヒーローにはなれないって知っている/思い込んでいるんだろうなあ……。 \そんなことないよー!/

 

イズルのところに会いに行くチーラビ愛しい……。

ケイのケーキなのにきちんとガトーショコラだった下り、みんな本当に対応が酷くてかわいかった。アサギがひとくちも食べていなかったのはなんなんだろう、甘いの苦手なのかもしれない。

てかここの下りのチーラビが美少年&美少女で、もう、ありがとうございました……。

落書きしてやろうぜ〜♪ って落書きして、その輪が広がっていくのが……イズルが愛されててよい(そしてただただ愛されてるだけじゃないのがよい)

リンリンにクルー全員怒られてるとき、シモン司令もガッツリ映されてたの笑った。リンリンがちゃんとレイカにからかわれてたのもマジェプリ力を感じて最高。

 

そんな状況でやってくるディオルナ。そして活性化するウルガル。

この初戦からしてもうブルー1がかっこよくてかっこよくて仕方ない! ズバン! ズバン! ボボボッ! バンバンッ! スモークの中で見得を切るブルー1! 脳内麻薬出まくり! オレンジさん本当にありがとう🍊

みんなで切り込んでいくときにゴールド4がバキュンバキュンしてるのも好き。

リンリンやレイカやアサギやスルガのこと総無視してアンジュがドッキュンドッキュンやるところがおかしくて仕方ないwww 安定のアンジュなのにねwww

 ここでもだけどテレビ版終盤からのアサギはきちんとイズルの代わりにリーダー役を果たしているんだよな……優秀……よしよし……がんばってるよ……。

 

 帰投したラビッツの前に現れるチャンドラとパトリシアさん。パトリシアさん!?

初見めちゃめちゃびっくりした。PVにカケラも映ってなかったじゃん……。というか、パトリックに双子の姉がいる設定を知らなかった。いや、劇場版にあたって作られたキャラなのかもしれない。

 

それはおいておいて、舞台挨拶でいぐちさんが「タマキのおっぱいが右往左往」って言ってたのここなwww

アサギとスルガがケイを見て殴られるの最高にテンプレで気持ちよかった。アサギ、ケイのこと好きなわりにたまにデリカシーがなくて、そういうところだぞ〜と言わざるを得ない(そこがかわいい)

 

チーベル最後の作戦を使って、チームフォックスがチームフォーンと合流することになるのが、もう泣ける。チャンドラとパトリシアの会話もいいなあ。タマキが本当に素直でいい子なのが泣ける。あといい話したあとに容赦なくギャグぶち込むセンスが本当にマジェスティックプリンス……。

チャンドラ結婚おめでとう! 「無事に帰れたらな」にすごく前向きな気持ちがこもってて、チャンドラはチャンドラで仲間の死と折り合いをつけて前に進んだんだなあと思ってひとりで悲喜交々。

 

チームフォーン、25話見ただけでめちゃめちゃかわいかったけど、劇場版見たら一層かわいくてなんじゃこりゃ。

ディオルナに手が出なくて凹んじゃったりもするのが、本当、初期のチーラビ見てるみたいで懐かし〜!

そのあと合流したチャンドラとパトリシアに叱咤激励されてやる気出してがんばるまでかわいい。個人的にオレンジ7とアンを推してます。やはり前衛機が好きだ!

 

追い詰められた学園を助けるために地上に降りることになったラビッツ。そして正式にリーダーを任されたアサギ。この辺りの話あとでまとめてします。アサギについては言いたいことありすぎるので。

自分がリーダーやるわ! の下りは作画が絶妙に雑なところが本当に最高でした。

 

ケイがひとりでイズルのお見舞いに行くところ、日笠さんの熱演もあり、こんなに透き通った声で「私のヒーロー」なんて言われたらもう普通のアニメならここかアサギが撃墜されるタイミングで目覚めますよ。でも主人公を目覚めさせるのはヒロインお手製の劇ぶtケイキですからね! This is MJP! 効果音から演出からなにからもう最高ですよ。

任務終わりだヨ! 全員(アサギの部屋に)集合! が合言葉なラビッツかわいすぎない? 廊下走ってニヤニヤしてるスルガとタマキはちゃめちゃにかわいかったよ。

 

地表降下直前のラビッツ。アサギがリーダーとしてした発言が「パーティーしよう」で、そこを黙って聞くんじゃなくて文句を言ってから聞くって言うのがラビッツらしい。続くアサギの言葉も後述。

 

PROMPTをバッグにしたフォックスの戦闘とラビッツの降下テンション上がるよな〜!

僕たちこれからヒーローになります! っていうテンションがこっちにも伝わってくる。

 

そしてここからスルガとアサギのPVが始まるわけですよ。

時間がないということで空中での射撃を要請されたスルガの応答が、舞台挨拶でじゅんやくんが語った収録エピソードと重なって本当に熱かった! あと機械音が響いたあとに無音になって「やってやる」って言ったスルガがもーう本当にかっこよくてかっこよくて \できるよー!/ 音響監督、えびなやすのりさん……本当にありがとうございました……このシーン本当にかっこよくて大好きです……。

 

狙撃するスルガを守るために覚醒するアサギそしてブルー1のかっこよさを誰彼問わずに説きたい人生だった。

ここはもう映像を見ろとしか言えない。このシーンのブルー1はマジで明王様の業物なので……見て……お願い……。

 

このあとにアサギ速攻撃墜されるから初見時ポカーンだったよね。こんなに強くてかっこいいブルー1さんが気を抜いていたとは言えラスボスに達磨にされたとか、本当に、ショックで……3割くらいはガチでアサギ死んだと思ったし……生体反応なしの表示を見て飛び出したイズルとか泣きじゃくるアンナとか生存反応検索しまくってるケイとかスルガとかオペ男ズとか見て、あ、これ、もしや、ガチ……? みたいな……。

そしたらディオルナが通信してきたり、テオーリアが羞恥プレイに遭ったり、アンジュとディオルナの掛け合いとかでわりとアサギが行方不明になったこと忘れません? わたしは忘れた。

 

イズルの出撃要請に正論で切り返していくリンリンがすごい。親心からイズルのことを心配して、立場上厳しい言い方で出撃を止めようとするというのはすごいことだ……ここでレイカやジンクフリートやジュリアーノが言ってることが正論というのもすごい……てかリンリンもイズルを出さないとダメってことわかってるからこそああいう言い方になってしまうわけですよ……このシーン本当にうまい……。

イカのおっぱいに埋まるイズルよりも、リンリンに胸倉掴まれて凄まれるシーンのほうがよっぽどエロいと感じたのはリンリンがわたしの性癖だからなのか。

 

数で圧倒してくるウルガルに対抗するために、自ら覚醒するタマキが健気で仕方ないな!

ちなみにローズ3の覚醒は劇場版シャブ部門で1番好きなシーンです。機械翼が羽ばたくって意味わからなくない? かっこよすぎて脳内麻薬ドバドバですよ。原理が意味不明でもかっこよさはパワーなので関係ありませんって感じです。スルガとケイのフォローで無双するところチームワーク感じてとてもいいよな〜!

 

まああまりにも強すぎるからディオルナに撃墜されてしまうし、ゴールド4も武装をやられるし、アンジュも歯が立たず……そこにレッド5プラスがウルトラマンよろしくかけつけてくるのが最高としか言えない。見栄の切り方も最高。シャブい。

 

ここでチラ見せされたディオルナの過去。あそこに漂っていた機体はジアートのものだったのかな? パンフではあれは明確にディオルナ機って言われてるけど。

ディオルナ機は両生類が爬虫類を経て鳥類になってる感じが異形っぽい禍々しさがあって好きです。しっぽは正義。

 

ここからスーパーアサギタイム。

劇場版でシリアス装ったPV作ったくせに本編がただのマジェプリなところが本当に最高。マジェプリ最高。

 

ここで言うことじゃないけど、今回わたしはアサギ死ぬかもと思って観てたのね。終盤以降の成長があまりにも著しかったので、劇場版でもキッチリリーダーやりきってフラグをバンバン立てて盛大に……と思っていたの。

そしたらみんなにリーダーらしいこと言おうとして噛んじゃったりつっこまれたり、めちゃめちゃ緊張してるし胃痛が再発してるしであっこれ大丈夫だわと安心スイッチが入る。

 

ちなみにアンジュに怖いかと聞かれて、否定しようとして「わからない……」と答えたアサギの成長とラビッツへの信頼感じた……自分の感情出せるようになっていたり、ラビッツにはそれを吐露できると思えていたり。

 

アサギが「イズルはヒーローだ。でも、いないなら俺たちがヒーローにならなくちゃな」って言ったところが個人的にひっかかっていたのは、アサギってみんなのリーダー≒ヒーローになれる器じゃないと自覚している/思い込んでいる節があるからだったんですよね。

でもイズルは眠っているし、リーダーは自分がやらなきゃいけないし、周りからもリーダーらしい振る舞いを期待されるわけじゃないですか。

アサギモンペ全開で話をすると、プレッシャー弱いからもうこの時点で相当無理してるのがわかる。

 

だからこそ“イズルのようなみんなのヒーロー”になり切れずに撃墜されて、そのあとのスギタとの問答で、アサギのヒーロー像が明らかになる流れ、とても素晴らしかった。

アサギがイズル=弟の存在にどう折り合いをつけているか、まだわたしは置いてけぼりなので「お兄ちゃんしゅごいねえ♡」 としか言えないんですが、第1話で夢は叶ったと断言したアサギが、己の目指す姿に進もうとしているのはかっこいい。

 

そして意気揚々と乗ったホワイト0がザンネンアッシュなところマジでマジェプリの映画なんだなって思いました。

みんな言ってるけど、ケイの補助もあったとは言え、闇鍋ロボットを動かせるアサギ本当に優秀……がんばったね……お小遣いあげる……。

レッド5とホワイト0のタッグバトルは、手つなぎに始まり、やはりあの、投げ捨てダガーキャッチアンドリリースですよ。

すかさずのアンジュのツッコミまでパーフェクト。

 

ディオルナ捕まえたあとの脱出のところ、やはりファフナー脳なのでタッチダウンに怯えてましたがマジェプリでよかった。

 

最後にラベンダー畑に着陸したレッド5。

言葉なく握手で通じ合う兄弟。

他愛のないラビッツのやり取りと、オチ。

ボイスドラマ。

 

なにからなにまで完璧な劇場版マジェスティックプリンスでした!

公式のみなさま、楽しくて切なくて最高な映画を本当にありがとうございました。

 

2期に向けて絶対お布施します。