情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

『蒼穹のファフナー』シリーズで初見向きなのはどれなんだ?

15周年を迎える作品なだけに、新規が入り口選びに迷うこともあろう『蒼穹のファフナー』シリーズ。視聴を決意したものの、田舎すぎて1期の円盤が地元のレンタル屋になく、小説版からファフナーに入り大好き歴13年となるわたしが精一杯考えさせていただきます。

 

正直なにから入ってもいいと思うがな!!!

考えられるパターンは4つですかね。

 

①いまやってるやつ(BEY)から見る

②発表順で見る(1期→ROL→HAE→EXO→BEY)

③時系列順で見る(ROL→1期→HAE→EXO→BEY)

④外部メディア(1期ベース小説版、1期ベースコミカライズ)から入る

 

個人的に強く言いたいのは①が最もおすすめであること。なぜなら2019年5月17日より先行上映が始まった『THE BEYOND』は、主人公も舞台も前作から刷新されており、世界観の説明も2話以降から丁寧に行われるため。前作までの知識がなくても問題なく楽しめるほどひとつの作品として完結できます。とはいえわたしは没入したファンなのでこの物言いが正確なのかわからない……。

とてもわかりやすくBEYの説明してくださっている動画もありますので詳しくはそちらをご覧ください。*1

わたしがBEYを入り口として勧めている理由はもうひとつあり、それはリアルタイムでやっている作品であること。自分がハマったときにだれもその話をしていなくて寂しい、そういう気持ち、オタクならありますよね? リアルタイム中ならだれかしらがその作品の話をしているので寂しさもあまりない。そしてわたしはBEYから入ったオタクの感想が聞きたいから頼むぞ!!!

 

②〜④に関しては好みの問題になっていくので、各シリーズの要点をざっくりまとめておくので各位判断してください。

 

蒼穹のファフナー

1期、無印。テレビアニメ(全26話)。シリーズ第1作。すべての始まり。青春群像劇ロボットアニメ。主人公が家出から帰ってくるまでは見てください。

 

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT

ROL、右左。テレビスペシャルアニメ(全1話60分)。シリーズ第2作。1期の1年前の話。60分でファフナーの旨味だけを味わえる超名作。犬。「どうせみんないなくなる」で有名。個人的にジャンルはラブストーリーですけどね! 私情を挟むとデビュー間もない宮野真守の演技が見られるという点でもオススメ。

 

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

HAE、天地。劇場版(全1話90分)。シリーズ第3作。1期の2年後の話。ここから作画と戦闘が超進化する。「どうせみんないなくなる」と言われがちなファフナーだが、そんなことはないと証明してくれた。1期のメンバーに後輩ができて成長を感じられるのがとてもいい! ということから、1期視聴が前提として作られている感はある。が、単体成立するエンタメ映画なのでここから入るのは全然あり!

 

蒼穹のファフナー EXODUS

EXO、ファフダス。テレビアニメ(全26話)。シリーズ第4作。HAEから3年後の話。引き続き神作画。戦闘が文字通り超人化していくがかっこいいので問題ない(ファン心理としては問題だらけ)。花火。このクオリティでBEYの前座だが、EXO単体で成立できる(はずだ)

 

冲方丁蒼穹のファフナー

小説版。シリーズ構成の原液調理。1期ベースだが話の流れは1期そのままではない。

松下朋未『蒼穹のファフナー

コミカライズ。1期ベースだがドラマCDや小説版の組み込みがうまい。

小説版とコミカライズは、1期で描写されないが存在する設定が描かれたり、1期で見せ場が少なかったキャラクターがスポットライトを浴びたりと、1期の見方が変わるような内容なので、1期見るより先に見るか後に見るかで全然違った印象になるキャラがいると思う。

 

ここまでだらだら書きましたがこればかりは本当にあなたのオタクスタイルに合わせてくれ! としか言いようがないので、みんなファフナー見てくれよな!!!

 

 

*1:みうあおさんの解説動画は端的かつユーモラスなので他シリーズの紹介動画もおすすめ!