情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

2024/03/17同人イベント参加記録

「書き下ろし13000字」と自分としては初な小説同人誌作ったので記録を残しておきます。

 

こういう本を作りました

 

ネタはこの時期から温めていました

 

実際の参加申込


申し込んでからやったこと

・表紙の作成依頼:絶対絶対Twitter(現X)のフォロワーたちに表紙作ってほしかったので、申し込んですぐくらいにスケジュール交渉しました。

・製作スケジュール作り:今回の本書き下ろしだから絶対大まかなスケジュールを立てておかないと出せずに終わる……!前々回書き下ろし落としてるし……!と危機感があったため。あまり緻密に作ると破綻したときにやる気なくしそうだったので、週〜月単位くらいでざっくり作りました。


製作スケジュール

・表紙:表紙イラスト1月、表紙デザイン2月くらいで作ってもらい、それがあまりにも素晴らしかった結果、「この表紙を世に出さねば……!」という様々な感情を抱えることになった。

・原稿:昨年夏から温めてたネタを冬中に完成させるつもりが、筆が乗り始めたのは立春過ぎてからでした。最初に作ったスケジュールほぼ意味がなかったけど、守れなかった理由は後述。


執筆方法とぼやき

・とにかく「推敲しながら書いてしまう」クセが邪魔だった。そのため2月中旬の段階で、完成された第1章、プロット未満のメモが並ぶ第2章、空白の第3章と、文量と巧拙のバランスが章ごとにバラバラになり「落とすかもしれない……」という不安が増大した。

・クセは仕方ないがとにかく書かないと本にすらならない!という危機感が上回り、第2章以降は拙くともとにかく書くことを優先して「ページがある」状態に持っていった。

・第2章はR-18シーンが含まれるが、該当シーンを正気で書き切るのは無理と悟る。最後に一発書きする決意を固めて第2章、第3章の推敲を行った。この時点で当初の入稿予定日だったが、諦めて翌日入稿することにした。

・R-18シーンは本当に入稿日に一発書きした。流石に推敲はした。

・結果として当初入稿予定の翌日に入稿できた。


印刷所選び

・フォロワーがよく使っていて興味があったので、同人誌は株式会社ホープツーワンに決めていました。ちょうど冬限定セットの表紙用紙が新刊に合いそうだったのでそれも決め手。同人誌作って貯めたポイントでポスターちょっと安く頼みました。

・無配のポストカードはおたクラブに頼みました。同人誌の表紙と同じ用紙でポストカード作りたかったため。


イベント準備

・ポスタースタンドを買う。

・Canvaでお品書きと値札の作成。

・宅配搬入とセルフ出荷の準備。

・たぶん他にもたくさん。


自家通販と書店委託

・なんとなく脱pixivしようかな、と思いものすごい勢いでXfolioを整備した。

・ただXfolioは知名度が高くなく行き届き切らない懸念があったので、ちょっと多めに刷ったし書店委託もやってみるか!ということでフロマージュブックスに依頼。


当日の学び

・自宅から送った荷物がスペースの近くになく、捜索でやや設営時間をロスし開場直後はバタバタした。

ノベルティが多いのでセットを組み、売り子を頼んだ友人が混乱しないように工夫した。

・スペースが搬出口近くで強風の影響があった。紙類は紙類同士で重しになったが、ポスタースタンドは別途対応が必要。

・初の書店委託準備でバタバタした。


便利グッズ

シモジマ ストレッチフィルム ハンディラップ ハンドル付:梱包ラップ便利だよ〜と聞いていたので導入したけど、便利!

https://www.yodobashi.com/product/100000001007683940/

・持ち運びしやすい透明梱包テープ:何年か前から使ってます、場所取らなくて自分で持ち帰りやすい。

https://www.yodobashi.com/product/100000001006294767/


まとめ

いろいろ初めてづくしでバタバタしましたが、春コミ2024とっても楽しかったです!

〜紅茶について〜2024/02/14の考え事

ティーストーナーがバズというか炎上というかしてたのを見て書くことにした。

わたしは1日1杯以上任意のお茶を飲む「お茶全般が好きな人」です。デイリーに飲むときはティーバッグ使うし、どんなお茶もトップバリューの急須で淹れる、そういうスタンスの「お茶好き」です。


まず紅茶が好きでよく飲む人、落ち着いてほしい。

「こんなのが本物の紅茶だと思われたくない」という気持ちはわかる。

でも「リーフティーを飲みたいなあ、手軽に」という人が相当数生まれる程度に、紅茶を淹れるのが面倒なのは……事実!

ポットで淹れる場合、茶器は全部温めるだとか、お湯の温度は絶対100度とか、お湯の量・茶葉の量(・茶葉の形状)によって抽出時間が変わるとか、やることが、やることが多い……!

紅茶好きな人はこの手順の多さを乗り越えてる人多いだろうから、知識ない人がリーフティー手に入れたときに「ここまでやらなきゃいけないの!?」となることを思い出そう。


次に紅茶に触れてみたい人、萎縮しないでほしい。

ティーバッグもリーフティーも「お茶」でしかない、優劣はない。

ただ「お茶」というのは手順を守るとものすごくおいしい一杯が飲めるので、正式な手順を覚えるのはおすすめです。口に入るものはおいしいほうが嬉しいからね。

まずは正しい淹れ方を知る・守る、実際に淹れて味を分析する、好みでなければなにかを変える、そうやって自分好みの淹れ方を学ぶ。

もちろん時間がかかります、でも守破離ガチるならやるしかない、とは言います。


そんなんいいからとにかく持て余してるリーフティーをなんとかしたいんだが!?という人、ふたつくらいは教授できるテクがあります。

ひとつめ、お茶パックというものが存在するのでそれを買いましょう。百均でもスーパーでも売ってます。あとは事前にカップ温めてリーフティー詰めたお茶パックをカップにつっこんで100度のお湯注いでください。お茶パックは取り出したらそのまま捨てればいいので洗い物はそんな増えない。

ふたつめ、お茶メーカー茶道具メーカーが茶漉しつきマグカップとかも出してるのでそれもいいんじゃないかと思います。わたしは使ったことないので強くは勧められないけど。


とりあえず言いたいのはこんなところですかね。

各々よき紅茶ライフが送れたらいいと思ってます。

〜ガンダムSEEDとわたし〜『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観ました

とはいえ以前HDリマスター版のブログを書いたときに恨み言も大体書いたので、別に書かなくてもいいかなあ。


……と思ってたけど、せっかくなら書いとこうかなーの気持ちになったのでこのブログができました。

わたしが男女カップリング厨なのはTwitter(現X)のフォロワーならみんな知ってると思うけど、男女カプ好きの根源に種シリーズはかなり食い込んでました。

だからこそ種運命で突然デキたり別れたりこじれたりしてたのが、本当に……しんどかった……! 主人公交代もハァーッ!?とは思っていたが、それ以上に好きカプたちがグダグダだったのがつらかった……。

そのため種自由も観る前結構、いや相当怖かったです。真面目な話やるだろうからカプには一切触らずに終わってくれ……! ついでにできればアスランの暴力シーンが見れればいい……!

そんな感じで臨んだ『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、わたしが見たかった最低限の願望を叶えていた。すべての公式カプの答えを提示し、アスランはありえん強い。しかも、わたしは願望が叶ったことを素直に喜べていた。

種運命のあと「なんでわたしはあんなアニメなんか……」と思っていた時期がそこそこ長くて「種シリーズが好き」という気持ちを認められずにいたのだけど、種自由を見て「わたしは種シリーズが好きだなあ」と認められるようになったし、そのことがしみじみと嬉しいと思えます。

20年近く前のわたしが観たかった劇種がこの映画ではなかった気はする。でも、いまのわたしはこの映画が劇種でよかったと思う。

2024/01/14サンリオピューロランド訪問記録

最近シナモロールのシナモンちゃんにハマっている。「シナモロール ぷくぷく♪*1」というLINEスタンプを使うようになってからかわいさに気づき、SNSを眺めたり、少しずつグッズを買うライトなハマり方をしていました。

サンリオキャラクターにハマったのが初めてだったので、サンリオピューロランドに行きたいと思ったのもこの数ヶ月くらいのこと。

スケジュールと同行者の都合がちょうどよかったので、2024/01/14に行ってきました。


一番印象に残っていること

サンリオが「かわいい」「なかよく」「思いやり」というキーワードを大事にしているとは耳に入れていたのですが、ショーやパレードだけでなくアトラクションや園内装飾にもその理念が徹底されていることに本気で感動しています。

わたしは元々「誰かが誰かのためにがんばる」ような話が好きなんですが、特に理由とかはあまり考えたことがなく。しかし今日サンリオキャラクターのみんなが誰かのために努力したり、ケンカしても仲直りする姿を見て、それは「人間の優しさや思いやりを信じたい」からなのかも、と思いました。

そしてそう思わせてくれたピューロランドのことが大好きになりました。


ウェルカムグリーティング

開演直後に実施されるキャラクターグリーティング。この日はキキ・ララ・ポチャッコ・ばつ丸でした。個別のキャラグリと違って満遍なくファンサするタイプで、4人が交流しているところも見れる。

たぶん通い慣れてキャラクター同士の関係性掴めてからのほうが楽しみやすいやつで、わたしは前列のひとたちの「かわいい」を受動喫煙していました。


マイメロディクロミマイメロードドライブ

ワゴンに乗ってクロミちゃんに写真をたくさん撮ってもらうアトラクション。印刷して買って帰れる(買いました)

ツンデレ姉御肌なクロミちゃんがとてもキュートです。

クロミマイメロがライバルでマイメロクロミが親友♡というインターネット情報はまあ話八分だろ、と思っていたら、公式が「そうだぞ」してきてすごかった(オタク)

終盤、クロミちゃんがマイメロを眺めながら「(あの子と比べて)私には誰もいない!」って泣いてしまうのですが、マイメロが「クロミちゃんどこ!?」って探し回って見つけ出すのめちゃくちゃ……すごい……萌えがあった……。


Miracle Gift Parade

このパレードすごすぎた。

1階ホールをキャラクターが回る感じかーと思ってたら、真打のキティとダニエルがメインステージではなくゴンドラで上から来る迫力にまずびっくりする。

そのあとのパレードを破壊しにきた闇の軍勢を「排除」ではなく「受容」するキティちゃんがかっこよすぎる。「誰だって暗い気持ちになることだってあるのだから」と……悲しいことがたくさん起きる世界で「かわいい」「なかよく」「思いやり」を実行するのって難しいのだけど、やらなければ悲しみは広がるばかりなので、それの体現者を50年やってる貫禄を見せつけられました。


レディキティハウス

キティちゃん、さっきのパレードかっこよかったよ……!と言いたくて寄りましたが、あとに控えるキャラグリの時間が迫っていたため途中退出。かわいい撮影スポットがたくさんありました。


キャラグリレジデンス

個別キャラグリ施設。

シナモンちゃんと会ってきました!!!

お耳長い!おててちっちゃい!かわいい!!!という本音を抑えて「シナモンちゃんはじめまして!」って挨拶したら深々とお辞儀をしてくれた……かわいすぎる……!

撮影終わったらハグしてくれたの、かわいすぎる……!

撮影は1枚という話でしたが、スタッフさんが前後のやり取りも撮ってくれていました、宝物です。


キャラクターフードコート

シナモンちゃんのカレーを食べました。テーマパークでは当たり前かもですが、かわいいだけではなくとてもおいしかったです。


サンリオキャラクターボートライド

キティちゃんが主催するパーティーに招待されたシナモンちゃんが、他の子の様子を見に行くのを見るアトラクション。5分くらいボートに乗りますが、サンリオキャラクターオールスターズなので自分たちの全然知らないキャラクターもいて興味深かったです。かわいいを5分浴び続けるので見応えもあります。


シナモロールドリームカフェ

小腹が空いたので寄りました。メニューも内装もかわいいです。

席が少ないのを心配していましたが、サンリオレインボーワールドレストランまで移動できるのがかなりよかったです。


エントランスショップ

サンリオのグッズって本当にたくさんあって、しかもどれもかわいいいので、お土産選びが逆に難しいすごい場所でした。たぶんサンリオ商品だけで生きていける程度にいろんなものがあった。


KAWAII KABUKI ~ハローキティ一座の桃太郎~

30分前に並んでやっと前方端っこの席に座れる感じの人気公演。

歌舞伎は見たことがないので演出面については語れませんが、ストーリーで「かわいい」「なかやく」「思いやり」をたっぷり見せつけられてたくさん泣きました。

舞台に向かって右側に座っていたのですが、シナモンちゃんが近くで見れてよかったです。


ずっと友だち!ピューロランド学園祭

帰りの都合で最後ちょっと見れなかったのですが、「いまこのときと知っているが、このときを永遠にしたい!」みたいなみんなの意気込みがすごく好きでした。


とても楽しいテーマパーク体験でした。

*1:

『ファンベース』を読みました

※どんな本かは公式サイトを見ること〜〜〜↓


Twitter(現X)で見かけて気になり本屋で購入しました。

言ってることを大雑把にまとめると「もうすでに商品や会社が好きな人=ファンを大事に営業活動をしましょう」という話になり、わたしが日頃から思っている「作品のおもしろさは作り手と受け手の信頼関係に基づくよなあ」に近い話だな、と思いました。


ここから先は本そのものではなく、本を読んで思ったことです。

ファンベースに営業活動してきた商品や会社が、ファンの信頼を損なう真似をした場合、ファンはどうするべきなのだろう?

信頼を損なう真似として、商品そのものに不具合があったとか関係者の不祥事とか、そういうものが挙げられるとして、それが起こったときのファンが取るべき態度とはどんなものか?

 

わたしは「然るべき窓口にのみ要望を伝え、不特定多数の前では話題にしない」「情報を拡散する場合、公式発信されたもののみとする」あたりが妥当かもな、という考えになりました。

企業活動への意見があったらSNSとかでゴネる前にお問い合わせしたほうがいいし、憶測を拡散してネガる意味もないと思うので。

逆にファンの信頼を損なった商品・企業には、時間をかけても信頼取り戻す方向で動いてほしいですね。

ファンはそれが好きだからファンなので、ちゃんとやってくれたら嬉しいよ。


以前『世界最先端の研究が教えるすごい哲学』を読んだときよりも似たようなこと考えはしましたが、今回さらに踏み込んで考えることができた気がします。

ちなみにこの本も感想ブログ書いてるので、よろです。

Celes推し活で香水をご提案してもらったレポ

推しイメージ香水がほしい! でも30mLとか50mLとか使い切れる気がしない! でもどうせなら3〜5種類くらい比べたい!

そう思ったときにTwitter(現X)にCeles推し活が流れてたので、サマーセール(8/27まで)のタイミングで注文してみました。

※Celes推し活の詳細は公式サイトを見ること〜!


注文について

容量を選んで推しの解釈を書いて注文という流れ。

注文から5営業日くらいでポスト投函。

同じ文章から異なる解釈で違う香水をオーダーできたので、2.5mLを3本買って比べることにしました。

いまは明確にハマってるキャラ・カプがないので、歴代推し男女カプの概念を抽出して解釈欄を作成しました。

下記の画像が解釈欄です。

f:id:nh12:20230826093814j:image


香り①について

第一印象:果物とピンクペッパーの甘辛MIXがいい感じ。

感想:女性→男性っぽい雰囲気。キャプションに「野心家の女性が戦いの末ロマンチックな恋に出逢い、喜びを知るドラマを感じさせる香りです」と書いてあるのですが、トップノートのピンクペッパーが抜けていくとそういう感じかもしれない。


香り②について

第一印象:ずっとアイリスの香り。大人っぽく華やかだが優しさがある。

感想:アイリス単独というだけでもう特効が入る。推しイメージ香水という名目で届いたけど、普段使いしやすそうでいい。男性と女性が一緒にいるときの雰囲気。


香り③について

第一印象:華やかなお花の香り。ミドルノートにちょっとクセを感じる。

感想:届いた中では一番クセがあるかも。キャプションの「それは親密な愛のメッセージ、ニードユー」は男性→女性な感じがある。


まとめ

推し活抜きでお手軽に香り比べられるのがめちゃいい。

「どんな意図でこの香水選んだか」の説明はないので、解説までほしい人には物足りないかも。

素人なりにキャプションや香りの説明から自分で分析するのは楽しかったので、推し香水手軽に試してみたいとか、香水詳しくなりたいとかならかなり楽しめると思いました。

『世界最先端の研究が教えるすごい哲学』を読みました

※どんな本かは公式サイトを見ること〜〜〜↓


Twitter頻出テーマまとめみたいな本」と聞いて興味を持ったので読みました。

哲学研究者が集まってそれぞれの分野に関する論考を書いて並べた本で、Twitterタイムラインで見た話題から知らないテーマまで、様々な哲学研究を知ることができました。

わたしは構成がこの本のおもしろいところだと思っています。

テーマ別に5章、章の中に関連項目が載っているような形式になっているため、「この項目はさっき読んだ項目と関連させられそうだ」と自分で読みの幅を広げることができるのが楽しかったです。

個人的に印象に残ったのは「第3章/正義と悪を考える哲学研究」の内、長門裕介「不良が更生したことを称賛してはいけないのか?」、稲岡大志「好きなスポーツ選手が不正行為をしたらファンをやめるべきか?」です。

わたしは作品のファン活動が好きで、作品を生み出すスタッフやキャストのことも好きです。だから作品やスタッフやキャストが不祥事を起こしたとき、どうすればいいかいつも悩みます。また、それらが活動を再開したときの心境も複雑です。

この本は哲学の本なので、わたしのこのような悩み=ファンとしてどう振る舞うかに対し、与えるのは結論ではなく思考のヒントです。もどかしいような気もしますが、決めきれない複雑な気持ちに寄り添ってくれるようでした。

哲学の優しさに触れることができる楽しい1冊です。機会があればみなさんも読んでみてください。