情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

蒼穹のファフナーEXODUS第17話感想

※明るい話からしていくつもりです。

れおみかえっちだよぉ///

「顔、見せろよ……」ってベッド
の上で迫るだなんてイケボのイケメンだからって零央きゅんってば。
顔に異物が現れた好きな女の子に対して勢い込むわけでもなく痛ましげにするでもなく本心から超フラットに「全然」って返すって心までイケメンかよ……。
現れたときに鏡を叩き割ったのがミカミカの心を救えることの暗示なんだろうね。
各人治る兆しも出てきて、希望があるなあと思います。

鏑木家。

前回感想で父親ェ……ってした口ですぐに鏑木父見直すの見苦しいんだけどよかったなあ〜。多分切り出すタイミングがなかったんだろうなあ。
彗に謝罪あるのかないのかわからないけど、彗くんは両親に謝ってほしいとは思ってなかったのかなあと思ってます。
鏑木母がウォーカーの正体を見破るなど、事態は好転するように見えます。

れおみかも彗里奈も求める相手を呼んじゃうんだね。素敵だね。
浴衣かわいいね。どてらの咲良もかわいいね。

その根がすべて羽佐間カノンという普通の少女の尽力ゆえっていうのが本当に嬉しくて悲しい。

同化が治る未来も、L計画の阻止も、ウォーカーの正体も、全部ぜんぶ……失念していたんですが、正幸と織姫ちゃんの会話でファフナーの形状変化について言及されていたんですよね……すごいすべてが繋がりつつある……。
カノンの体重が減るたびにま、待ってくれ〜! ってなりながら、でもカノンが戦わなければ島全部が滅んでしまって、視聴者自身がジレンマを抱える仕様。
ひとりで未来で戦い続けたカノンの元に駆けつけるマークザインには胸が熱くなり、初めての共同作業にウオアアア! と叫んでから聞こえた台詞がカノンを砕いて飛び散った欠片バラバラにするのもう意味がわからない。それすらもカノンが願ったかもしれない未来かもしれないのなんだよ意味わかんないな。
だからこそ自分の本心だったかもしれない道を選ばずに、島のために戦い続ける道を選び続けて満足していなくなったことが本当に嬉しくて悲しすぎる。

カノンはちゃんとここにいたんだなあ。それを“覚えていること”で報いようとするのが織姫ちゃんなんだね。先週遺体を残して逝ったオルガさんとの対比のように思える。

「お前と共に生きられる未来があった……それだけでいいんだ……」という台詞と告白は、ROLの祐未が「最期に側にいるのがあなたでよかった……」という台詞と言えなかった呼びかけの対になっているようでとても悲しく美しい。

一騎は誰の思いも知ることなく前に進んでいくんだなあ……あの台詞は一体どこで出るんだろう……まさか今週カノンがいなくなるなんて思ってなったし……てか容子さん、容子さんは……「泣かないで! 母さん!」の時点で滅茶苦茶泣いたのでもうどうすれば……容子には「ありがとう」で楽園には「さよなら」なのがつらいよ……。

感想書きながら涙出てきた。羽佐間カノンよ、安らかに。