情緒よりも主観。

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蒼穹のファフナーEXODUS第21話感想

各位が苦難に満ちていてこっちもそれに心を傷める回ではあったのですが、かずまや信者にはご褒美回でした。本当にありがとうございました。
一騎と真矢が夕暮れに話すというのはとても象徴的だと思ってて、1期のときから夕暮れの会話は2人の意思が交わるときにされるもので、今回それがあって、しかも翔子と一騎の誕生日を祝うもので、2人とも島に帰ろうと言ってて、やっと2人の意思が交わったんだなあと万感の思いです。
一騎はずっともらった桔梗の花を押し花にして持っていたのが、どんな真矢でも心の支えだと思ってくれるの嬉しかったなあ。
真矢自身が忘れていた誕生日を一騎が覚えていて、それを教え祝うというのは、一騎も平和だったころを忘れないという役割を持ったからなのかな、と思います。生と未来の肯定だ〜。
真矢がずっとそうしてほしいと願い続けていたことをできるようになって、戦うばかりではだめだと思い知って、平和を覚えている人を守ろうと決めた一騎になんだかとても安心してしました。
北極の離別も対比入ってましたね。一騎が言う「先に行ってくれ、すぐに追いつく」に「うん」と返せる真矢……1人の人間同士として、やっと繋がったんだな、やっと……
ところで花渡すところで手の描写にしなかったの今後絶対なんかあるでしょ〜〜〜焦らさないで〜〜〜(願望)
あと総士と暉の漫才〜譲る気ないのに割って入れないのな〜かずまやは特別な関係だから仕方ないね〜なごんだ〜。

この思い出があればこの先どうなってもいいよ。
そう、ジョナミツが操り人形堕ちしようが、ウォルターが自爆しようが、みんなに同化現象が起きようが、一騎の右腕がちぎれようが、いや、やっぱだめです。無理、無理です。ショックなものはショックだ……。

わたしたちがジョナミツだと思っている人物はそうだと思い込まされて成長した人物で、元のジョナミツはあのグレゴリ型説。
もしくは真壁因子持ち全員がパペットになれる説。
ジョナアイの心の交流を描かれたからこそ彼の実態というかいろいろが気になって気になって仕方ない。
アイちゃんも因果だな……同化された人間を撃って、同化されてるから撃たれようとして、人間を撃つ決意をしても不意にされて、そしてこの局面。無事を祈ります。

ウォルター自身も因果について話していました。暉と和解できてよかったなあ。できれば島を見てほしかった。

一騎の右腕がどんな意味を持つかとか、なんでこうなったとか、花ごと同化したとか、いろんな人が書いてくれているので割愛しますが、あの、とりあえず、失血死だけしないで……あと、ちゃんと島に帰ってね……。
あの我が身を省みぬ突撃っぷりが大好きでなあ……その結果だと思うとめちゃくちゃ複雑だ……。
気合いで同化キャンセルはいままでもちょいちょいあったけど、今回は右腕持っていかれてるのはもう限界近いってことですよね。一応マークザインは動いてるとなると右腕だけマークザインになったの? 今回の「おれおまおまおれ」はマークザインに発揮されるの?
初めてSDPの副作用が出たときのデスポエムが「人としての姿も、心も、暮らしも、戦い続ける限り失うのだときみは知るだろう」で、一騎の右腕もその一つなのではと思いました……。

ところでデスポエムって総士視点だから島のできごとを総士は知る機会があるということだよね? 出て行くことになるとしても1度は帰れると信じたい……。

道中で人が減っていく描写とか、エスペラントも随分いなくなってたりとか、エメリーの病気とか、同化現象とか、いろいろ気落ちすることが他にもたくさんありました。正直溝口さんすら敵わない絶望だと思ったし……。

我らが来主操くんの働きに期待して次週を待ちたいと思います……遠い……。