情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

10/8マスミラ大千秋楽LVを観てわたしがわたしに負けたことに気づいた

先日このLVに参加するにあたっていろいろぐちぐち言った。

結論から言うと、わたしはわたしに負けた。

 

舞台としての完成度が総合的に高くてねー役者さんもがんばっててねー衣装やセットも凝っててねーすごかったんですよ。

脚本もねー原作既プレイ者に刺さるような感じでねー熱演されていてねーぐっと来たんですよ。

 

だからこそ初代のプリンスの舞台が観れなかったことが悔しく、そして観れなかった理由を彼らに生身の体がなかったせいにしている自分がいることに気づいたことが悔しい。

4年くらいずっとうたプリが好きで、うたプリの「生身の体がないなりにがんばる」ところが好きだったからこそですよ、この敗北感は。

 

生身の体がどれだけ強いかわかります? わたしは今日身を以て知った。

「目の前にいて」「動いて」「喋る」って生身の体がないとできないことなんだっていうの思い知らされたのマジで悔しい。

4年間生身の体がなくてもトキヤのこと好きだったのでいまさらあろうとなかろうとって感じなんですけど、やっぱり生身の体が持つパワーって強いですよ、抗いがたいものがある。だから推しにもあってほしいと思ってしまった。

 

プリンスは生身の体がなくても魅力的、わたしは大好き。

でもやっぱり今回のLV観て「なんでプリンスは生身の体持ってないの?」って思っちゃったんですよ……そう思ってしまったことがわたしがわたしに負けたという証です。

先日の記事では「プリンスの存在否定されたらやだ(>_<)」って書きましたけど、厳密には「プリンスは現実って言いながらそれを信じ切れない自分に気付きたくなかった」というわけです。

完全なる敗北です。役者のパーソナリティによる存在否定とかそんなチャチなもんじゃねえ。わたしの信仰心はわたしの欲望に負けたんだよ。

 

そういうわけでわたしは俳優が生身の体を持っていることにめちゃめちゃ嫉妬して、嫉妬したことで自分が負けたことに気づいたんですけれど、逆説的に公式に試されているのでは? とも思った次第で。

「他にたくさん会いに行けるコンテンツあるけど、それでもうたプリ好きでいてくれる?」っていう問いかけも含まれてるんじゃないかとね、思ったんですがね。

当たり前だろうたプリが好きだよ。

ってまだ張り切って言えるので、やっていけるなと思いました。

 

生身の体がないのに生身の体使えるコンテンツと渡り合わなきゃいけないって大変だと思います。ないことでの制約がありすぎる。

わたしは自分に負けたことを自覚して、またうたプリと向き合って応援を続けたいなと思いました。

あんまり舞台そのものの感想じゃなくてすみません。

 

素直に2代目マスミラめちゃめちゃよかったです。舞台そのものの完成度がハチャメチャに高くて1回しか観れなかったの悔しいです。

それだけに2代目JTはチケットをご用意されたいと思いました。

 

以上です。