情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

正しく怒ることは難しい

こういう世の中なので、人間の剥き出しの感情に晒されることも増えてきた。いますぐ死んじゃいたい人も、すごく怯えている人も見てきたけど、たくさん怒ってる人に対して、わたしはどこか共感を避けている。

怒りはどんなものに向けられたものであれ、刃の形をしている。絶望や悲しみにも負の作用、感情を吸い寄せる重力はあるし、時に加害性だって帯びるけど、"怒り"ほどの強制力は持ってないように感じる。

わたしが他人事として処理しているというだけかもしれない。同じ武器をいっしょに握る覚悟がないだけかもしれない。

でも凶器たりうる武器だからこそ、正しく使わなきゃいけない。だれかのせいにして使うものじゃない。

正しく怒ることはとても難しいから、自分の責任で怒りたい。