情緒よりも主観。

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羅小黒戦記吹替版の感想

※吹替版しか見てないです。

※用語間違ってたらすみません。

 

たぶんこれ何百回も言われてることだと思うけど、ムゲンとフーシーがシャオヘイにもたらしたものが全然違って対比になってるのめちゃくちゃいいな〜と思いました。

フーシーはシャオヘイを保護して食事と寝床を「与えた」けど、それはフーシーが万全でないとあっという間に失われてしまうものなんだよね。だからシャオヘイも身一つで放り出されたらなにもできずにムゲンに捕まってしまった。

対してムゲンはシャオヘイになにかを「与える」のではなく、金属を操る力の使い方を「教える」んですよね。シャオヘイ自身が金属を操れるようになって、様々なことをムゲンに頼らずできるようになっていく。これってひとりでも生きられる力=「自立」だよな〜、じゃあフーシーは「依存」か、などと感心してしまった。

原語版見てないなりに、吹替版で副題ついたことに結構警戒心があったんですが、シャオヘイがふたりの大人と出会って成長した結果を表すものだと思えば納得できるな。