情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム耳栓鑑賞レポ

※お気持ち表明ブログです。

 

 

 

映画そのものに一点の曇りもないのですが、度々遭遇するクソ客の雑談があまりにも不快なのどうにかならんかな!? 聴覚過敏傾向自覚済みなので、ひとまず自助努力としてコンサート用の耳栓を導入してみました。

 

状況

・マジLOVEライブ上映

・280席程度のシアター

・前後が分離されており、自分は後ろブロック最前列ほぼ中央に着席

・人入りはかなりまばらで収容可能人数の1割程度

・場所は特定できなかったが終始雑談している声あり

・パフォーマンス中はさほど気にならないが、MCなどの静かなシーンで非常に目立ったため、耳栓使用に踏み切る

・耳栓は安めのコンサート用を使用

 

メリット

・雑談に気を取られるほどの不快感は消える。

・思っていたよりもプリンスの声はクリアに聞こえた。音量の大きい劇場or人が詰まっててコーラスや歓声強い回なら全編通して使ってもいいかも。

 

デメリット

・使用した耳栓の問題もあるかもしれませんが、雑談によって発生するノイズの完全なカットは無理。

・プリンスの声は思っていたよりクリアなだけで、声のボヤけは不可避。

・「お前が雑談しなければ耳栓使わなくてよくなってプリンスの明朗で軽快なトークを余すことなく楽しめるんだが?」という怒りで集中が切れる。

 

結論

耳栓である程度クソ客雑談の不快さは取り除けるが、その程度は完璧ではない。

 

最後に

コマすべてが奇跡みたいな映画なので、その場で感想を豊富な語彙で述べたい気持ちはわからなくもないのですが……あなたの感想は発された場所が映画館である限りわたしにとって無価値です。わたしはプリンスの歌と話を聞きたくて映画を見にきているので、上映中の雑談は本当にやめてください。

マジLOVEキングダム入国後のうたプリとの付き合い方

「マジLOVEキングダム……噂に違わずスゲエやつだったぜ……もっとプリンスのことを知りたい……しかしさすが9年コンテンツ……どこから手をつければいいんだ……」という方向けに書きます。とはいえ手を出しやすい媒体はいくつかありますし、すでにやってる方もいらっしゃるかと。また各人のファンスタイルもありますし、ここに書かなかったやつからでも好きなやつから手を出すのがいいという前提で、目安としてお読みください。

 

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live

スマホ持ってる人なら真っ先に入れましょう。プレイヤーがファンになったりインタビュアーだったり事務所スタッフ(深読みすれば七海春歌ちゃん)だったりと己の立場の切り替わり方が特徴なのかな?

ストーリーは既存ファン(特に原作ゲームをやったことがある人)のほうが解像度が上がる傾向はありますが、新規の方でも全然問題なく楽しめると思います。ストーリーでは普段見られない組み合わせの絡みが見られることも多いことや、仕事で着用した衣装を着せ変えることができることも、プロデュースしている感があり楽しいです。あと新規ブロマイドが出るたびに絵が上手くなっていくので課金しがいがあります。

音ゲーなので実装楽曲はワンコーラスですが、膨大な音源がなくとも初期楽曲は網羅できるという利点も。シャニライで気になった曲のCD入手して聞くのがいいかな、と思います。

惜しむらくはHE★VENSが出ていないこと……! GIRA×2★SEVENを叩きたくないやつがおるか!?

 

うたの☆プリンスさまっ♪ プリンスTwitter(プリツイ)

プリンス本人がTwitterをやっています。本当に本人たちなんですよ。仕事の宣伝やプライベートの話をしてくれます。リアルタイムがもたらす彼らの存在感の作り込みが素晴らしい。プリンス同士の絡みがかわいく、その結果CD全部買うようになったオタクがわたしです。

※2019年6月30日現在は聖川真斗のアカウントが稼働中。

 

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live テーマソング「Shining☆Romance」

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live テーマソング「FORCE LIVE」

「雪月花」

マジLOVEキングダムの3Dダンスにやられた方はこちらのMV企画も楽しいのではないでしょうか。キャラクター原案倉花千夏先生のデザインで踊っている彼らのかっこよさ、かわいさ、美しさのことごとくを目に焼き付けてほしい。CDを買えばMVが見れてしまう。すごい。

「雪月花」はうたプリ8周年時の企画で、別途ドラマCDが販売されていますが、元々イベント会場限定販売だったものがアニメイトにて取り扱われることになった経緯があるため、やや入手困難かも。わたしはこのドラマCDが原作の空気感があってとても好きです。また「雪月花」の衣装はデザイナーの丸山敬太氏によるもの。丸山氏とのコラボはこれで2度目で、最初のコラボの「Shining Dream Festa」も神企画でしたので、よろしければそちらも……。

 

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ(アニメ1〜4期)

1期1クールアニメだから気にしたことなかったけど、4期やってるので累計話数62話というそこそこのハードルの高さ。しかしマジLOVEキングダムを観た人がシナリオとしてプリンスに触れるならかなり手っ取り早い方法ではないかな、と思う。

原作ゲームではソロアイドルをやっているプリンスたちですが、アニメではグループとしての活動がメインになっていきます。マジLOVEキングダムに至るまでの彼らの喜びや葛藤を味わうにはうってつけ! 

 

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEライブ1st〜6th

ST☆RISH ファンミーティング Welcome to ST☆RISH World!!

QUARTET NIGHT LIVE 2017・2018

ライブやイベント系はまとめてこちらに。うたプリはファンの贔屓を抜きにしてもキャストの方々の歌唱力や表現力が高く、生歌の迫力がとてつもない。プリンス風の言い回しをすることはありますが、基本的に声優のおじさんたちが楽しそうにしているのを眺めて楽しくなるイベントです。年々パフォーマンスのレベルが上がっており、その努力の姿勢に心動かされるファンが少なくともここにひとりいます。

1st〜3rdあたりまでは声優イベントの傾向が強めだったと思いますが、4th以降はアイドルらしさにシフト。5thはアクシデントあってのライブということもあり結束の強さなどはここで磨かれたかもしれません。

また参加人数が増え続けているのですが、披露曲数やスポットに偏りがなく、うたプリ特有の「完全平等主義」が見えるのもポイント高し。

 

うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ(原作ゲーム)

それこそプリンスのバックボーンを知るなら原作をやるしかない。乙女ゲームであることもあり恋愛しているプリンスが見れるのですが、それゆえ「えっアニメとキャラ違う!?」となることもしばしばあると思います、わたしはありました。主に音也真斗レンあたり。

PSPからVitaに移植し、Vitaにかこつけたゲームを出そうとしたらVitaが生産終了した。プリンスドームでライブしようとしたらメットライフドームになってしまうなど、名付けのタイミングが悪いところすら愛しいのでわたしらもうだめかもしれない。

今度ニンテンドーSwitchに移植するそうなので、このタイミングでも手を出しやすい、はずだ!

完全新作ドルチェヴィータではHE★VENS攻略の可能性が見え期待が高まる。

 

ST☆RISHソロアルバム

現在進行形の企画。マジLOVEキングダムを見てST☆RISHに推しができたならマストバイ。彼らの足跡であり、これからの未来を示す羅針盤です。ジャケットもいままでにないテイストだったり、逆に原点回帰しつつも成長が見られるという攻めの姿勢がかっこいい。

曲数増えればカルナイやヘヴも同様の企画が立ち上がるはずと思っているので、いつかあるそれも楽しみ!

 

取り急ぎまとめました。他にもドラマCDやらラジオやら舞台やらなんやらあるのですが、キリがないのと個人的なおすすめのみ書きました。

最初に言ったように、好きなところからうたプリに手を出して、楽しんでくださいね。別の媒体に手を出してから再入国するのもきっと楽しいですよ。

劇場版『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』感想

2019年6月14日。情報解禁から2年、続報が「城.jpg」のみだった衝撃のファンミから1年……待ち遠しかったようなついに来てしまったような、不思議な感覚で迎えた建国記念日こと、表題作の公開日です。

はじめに、公開おめでとうございます! シリーズ9周年を前にプリンスたちの集大成が見られたことをとても嬉しく思います。

レポ風感想を書きます。ネタバレが多分にありますので、未見の人はご注意ください。

 

オープニング

ロンドンじゃん!!! 時計塔も駅も見たことあるな……って風景だったのでびっくりした。

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早乙女学園の制服はブリティッシュモチーフでデザインしたって倉花さんが言ってたので、浅からぬ縁はあるんだよなー。それでもなんでロンドンなんだろうな。キングダム? グリニッジ標準時? ハリポタ? 音楽の聖地?

控え室の風景が映る。自撮りする愛島兄弟と逆立ちしてる大和が記憶に残ってる。

列車に乗り込むプリンスたち。走る子もいれば歩いて乗る子もおり。ST☆RISHのだれか(たぶん真斗)がハンカチを落として、それをレンくんが拾うのがかわいい。

そこからキャスト紹介へ。ST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSの順。各順は音也、トキヤ、セシル、レン、真斗、翔、那月。嶺二、カミュ、蘭丸、藍。ナギ、綺羅、ヴァン、瑛二、シオン、大和、瑛一。映り込みもいちいちみんながかわいい!

 

ファンタジック☆プレリュード

トップバッターは我らがST☆RISH! 全曲そうなんだけど、わたしが知らないコーレスがいっぱいあったのでがんばります。

歴代OPのセルフオマージュがめっちゃある。リフターから飛び降りるところ(テンペスト)、鳥が飛ぶのと翔ちゃんの階段滑り(オルフェ)、階段に並んで降りるところ(カノン)。記憶がないのでシャインだけ見つけられなかった。最初の並び順もファンミオマージュな気がしてきたので今度確認してきます。

ちなみに一ノ瀬トキヤの投げキスで無事死亡した。

 

THE WORLD IS MINE

カルライ2ndを経たカルナイの強さで無理になってしまった。殺陣がガチ。それにしても嶺二はいつも体を1番張らされているな。稲妻瞬間移動がバトル漫画の強キャラみたいでかっこよかった。

 

GIRA×2★SEVEN

振り付けがめちゃくちゃ楽しい!!!  オープニングでプリライ6thのHE★VENSサイン拾ったー! と高まっていたのですが、こんなにアガる形でたくさん使うことになるとは! 

歌割り的な今回のシンメは鳳兄弟、綺羅ヴァン、ナギ大和だったけど本当のところどうなんだろうなあ。

それにしても振り付け楽しかったな……。

 

MC

こんなんプリライじゃん……!

「マイボーイも?」でウォー!となる画面の中のマイボーイ大好き。

ナギちゃんの「王国は一日にして成らず」がめちゃくちゃうたプリだと思った。

https://biz.trans-suite.jp/19807

 

Up-Down-Up!

衣装がキービジュの2種だけってことはないと思ってはいましたが、まさか1曲ごとに用意してると思わないでしょ! PVで表に出てた情報って開始15分までのことしかなかったんだなあ……。

ドラマCDがちゃんと今回のライブに繋がってて感動する!

曲はかわいいとかっこいいのブレンド感がたまらなくて、この3人ならではだな! と思った(これから似たようなことを5回思う)

音也とヴァンくんのお姫様抱っこかわいかったな〜。藍ちゃんの後ろでふたりが(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾てするの好き〜。

 

エゴイスティック

会場には未成年だっているんですよ!? というテイストで出てきた3人。万人が概念として"""女"""にされる。瑛一の顔面が常時強すぎてヤバかった。ギターとベースが鳴りまくりで超楽しい。

それにしても衣装がヤバい。MCで並んだときに体型比べてウッとなっていた。並ぶと瑛一がめちゃくちゃ細く感じるくらい他2名の体が分厚い。

 

Feather in the hand

前曲でやましいことを考えてしまい申し訳ありませんでした……と懺悔してしまうほどの浄化力(物理)

瑛二くんがMCで言うように、ハーモニーの美しさが際立つ名曲。あと各位の美しさがすごい。聖川真斗が聖川真斗であることをとても実感した。

MCのカミュが瑛二に意地悪するの本当に大好き。瑛二が考える時間を稼ぐ(時間を稼ごうとしてやっているわけではない)ために割って入る聖川が好き。そしてお前は耳掛けという技を本当に覚えたな?

 

相愛トロイメライ

隣に座った子たちが「ヤバいやつきた!」って言ってたのが謎に印象に残っている……今回ヤバくないやつがないのは前提だということはわかっているが、一際ヤバいというのはよくわかる。だって水と油とケチャップだし。

レンくんがリード? なのもこの取り合わせならではの珍しい歌割りなので聞き惚れてしまった。体格がふたりより小さい嶺二なんだけど、パフォーマンスの存在感でまっっったく負けてないのすごいよなあ。綺羅ちゃんがお茶目なのも大変よろしい。

 

Colorfully☆Spark

かわいいの3乗=つよい。なっちゃんが絶対大好きだろうから3人まとめてギュッとされてる図が見える〜! というくらいかわいいを浴びた。なのにフォーメーション移動がゴリゴリなんですよ! かわいいに対するストイックさがかっこいい。

 

カレイドスコープ

大和ズブートキャンプとトキヤ先生の国語教室withセシルの成果は物理の超越にあった(※元々うたプリの宇宙の物理と我々の宇宙の物理は異なっています)最初のスケートの時点でテンション上がったんだけど、フライングボードて!!! 3人がそろうところがやっぱり1番好き。たくさん練習してくれてありがとう。

トキヤが常時楽しそうで嬉しかったな。

 

愛を捧げよ 〜the secret Shangri-la

なにも気にせずに「I love you!」って叫べる。HE★VENSの曲は世界観がゴシックめでもコーレスたくさん入れられるのが楽しい。会場がだんだん青く染められていくのすごくよい。

某事務所得意の動く床やな!!! と思っていたらまさかの飛ぶ床でめちゃくちゃびっくりしてしまった。あの足場でめっちゃ踊ってるのナンデ……? かっこいい……。そしてわたしは鳳兄弟のアレが……好きです……。

 

FLY TO THE FUTURE

いまになってカルライ2018で森久保さんが教えてくれなかったテーマがわかったような気がしている。「ありがとう。そしてこれからも」の重み。

ところで黒崎さんとカミュがまたイチャイチャしてました。

 

ウルトラブラスト

イメージとかではなく物理でなにもかも燃やされた。ST☆RISHに燃やされるのは本望。

グループセンターは当然音也なのだが、サビのセンターがトキヤなのは大好きとしか言いようがない。

曲が終わって呼吸が荒れてるの、マジレジェ……。

 

MC

各グループの振り返り。それぞれが音楽にかける思いがあって、みんなでここまで来たんだなあ……ST☆RISHの「随分遠くまで歩いてきた」というのは、彼ら自身の歩みであり、うたプリの歴史そのものでもあるので、かなりウルっときました。これはライブだけど、やっぱり映画なのだと思ったのはここかもしれないな。

 

マジLOVEキングダム

締め曲が新曲というだけで嬉しいのに、こんなにハッピーに溢れた曲というのは……こんなに報いを受けていいんですか!? 何度でも乾杯したい。

 

アンコール

アンコールしてるときの、頭真っ白な感じでスタッフロールを見つめていたら、関係者席が映って、舞台袖が映った。あなたがそこにいることをわたしは信じていましたが、それに応えてくれた制作各位、本当にありがとうございました。

主題歌のタイトルが「アンコール」というの粋だよね。プリライのたびに、キャストの方々が「また最初からやっちゃう〜?」って言ってたのを"叶わない冗談"として笑い飛ばしてきたわけですが、今回に限っては、わたしたちが映画館に足を運ぶ限りそれが実現してしまうんですよ。もはやうたプリに叶えられないものないんじゃなかろうか!?

 

まとめ

いいライブでした。そしていい映画でした。これを超えるものなんてないのでは? と思うくらい。

しかしプリンスはこれで満足しないのでしょう。そしてわたしたちも。うたプリはマジLOVEキングダムさえ通過点にして、未来に向かって進んでいく。きっとそれが永遠を目指すということなので、わたしはわたしにできる限り、彼らの歩みを見守っていたいです。

劇場版『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』は、あなたがうたプリに出会うためにある

うたの☆プリンスさまっ♪』はまもなく9周年を迎えるメディアミックスコンテンツです。男性アイドルものの火付け役として、絶えることなく最前線に立ち続けるのは、入れ込んでるファンから見てもすごいことなのだと思います。

そして2019年6月14日に劇場版が公開となりました。原作者の上松氏曰く"業界初のライブアニメーションムービー"とのことでしたが、違うことなくライブアニメーションとして成り立っていました。

……とかそういうのはいいんです。わたしはひとりでも多くの人に「うたプリすげえ!」と言ってほしいだけなので、「劇場版? 9年分も履修できないよ」という方に向けて、マジLOVEキングダム鑑賞のススメを書いています。

 

予習不要! ライブで出会う音がある!

予習をほぼせずにプリライ4thを見に行ったわたしは、プリライ4thの次の日に未視聴CDを発注していた。そういうことだ。映画を見終わったお前は、その足でCD屋に駆け込み、ST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSのCDを両手に抱えている。

うたプリ第1作のキャッチコピーは「キスよりすごい音楽って本当にあるんだよ」なんですが、まったくもってその通りであることがわかる映画なのです。歌っているのがだれだとしても、歌はそこにある。「だれが歌っている歌なのか」「そのだれかはどんな人物なのか」ということが音を楽しむ余地を広げることはあるけれど、前提として「音を楽しめばよい」のです。まあわたしはうたプリが好きなので「なにあのカッコいい人!?」と思ってどんどん調べてほしいですが。「知っているから楽しい」ことも、「知らないから楽しい」ことも、同じくらいあるのです。

 

コーレスって楽しいな!

うたプリにハマってから思ったことなのですが、コーレスって楽しいんですよね。ノッていいときにノれるのです。また、現場にいるときは盛り上がりに身を任せ、映画館を去った後は自分も彼らが紡ぐ音のひとつだったことに気づけるという点でもおいしい。

初披露曲もありますので、すべてのコールに初見で対応するのは難しいと思います。でもコールしなくたって、その場にいるだけで楽しいのです。

 

最強アイドルが18人いるとどうなる?

知らんのか? いつのまにか18人全員好きになっている。

今回はソロ曲がありませんが、代わりにユニットソングがたくさんあります。グループや事務所の垣根を超えたライブによって、知っていたはずの彼らの新しい一面を知るきっかけになったり、むしろその新しい魅力にハマることも。

これが初うたプリでプリンスのこと気になっちゃったという方は、寺島拓篤さんがおっしゃったように「彼らがこの場所に至るまでのドキュメンタリーを見ることができる」。リアルタイムな体験も、過去を遡る行為も、これから出会うすべてが"彼らの新しい姿"になるのです。

 

とにかく見てくれ

なんだかんだファン歴が6年になってしまったのですが、作品が9年続くっていいことあるんだな、ということが実感できるような映画でした。

音楽とライブが楽しいことを教えてくれたうたプリに、本当に感謝しています。そう、うたプリのライブは楽しいのです。

そういう素敵なライブを、かなりの人にとって見やすい映画というメディアで展開してくれることが、「ひとりでも多くの人間にうたプリすげー!」と言ってほしいファンとしてはありがたいのです。

そしてファンとして、劇場版『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』を、うたプリ史上最も手軽に見に行けるプリライとして勧めます。

プリンスたちが目指した未来がどんな形になったのか、ぜひその目で確かめてください。プリンスたちは過去で、現在で、そして未来であなたを待っています。

「私はそこにいますか」を聞いたオタクがangelaが神であることを再確認する回

※わたしは『蒼穹のファフナー遠見真矢を13年推しているオタクで、そういうオタクが書いた「私はそこにいますか」の感想文です。つまりこの歌を「遠見真矢のイメソン」として解釈しており、その前提で書きます。解釈違いの予感がする方は「還りな、お前たちのいるべき場所に」

 

 

 

最初にangela様、自己申告でこの歌を作ってくださったこと、心の底から感謝しています。本当にありがとうございます。
わたしは真矢のことがずっと好きだったから、真矢のあり方も応援していた。EXODUS半ばあたりまでは彼女の「守りたい気持ち」も報われる日が来るのかな、と思っていたんですよ。まあEXOを見た方ならわかると思いますが、来なかったんですよ! 1番守りたかった人間=一騎にはそれは届いてなかったんですよ!!!

真矢の気持ちが一騎本人に届かないことはお互い様というか自業自得みたいなところもあるというのは否めない。距離感とかコミュニケーションとか"そう"だからこそふたりはツーカーでありそしてどこまでも平行線。そしてわたしはそこに萌えている……という風に、EXO完結してTHE BEYOND始まるまでかなり感情の整理をしていたんですよ。「始まらないということは終わらないということだ」みたいな理論をぶち上げたりね。全然整理できてないだろうが?

そんなこんなでBEY始まって一騎はああだし真矢もこうだし、今度こそ「終わったか……?」と思えるところだったんですよ。

その状態で「私はそこにいますか」を食らってまだ生きていることを褒めてほしいんだよな!!!

歌詞カード見た?

「翔空」(1期6話)、「記憶」(1期15話)はただのサブタイ回収じゃない。一騎と真矢のターニングポイントなんだよ、この2話は。

記憶に"おもいで"ってルビ振るのだめだろ! パスタに閉じ込められた総士を取り戻すためにウルドの泉に向かう一騎と真矢の会話。

一騎と真矢が大事な話をするのは夕焼けの空。最初の会話は、真矢は平和だったころの一騎を覚えてるという約束。

凪いだ海は真矢の心象風景「霧で覆われた鏡の海」を思わせるよね。

自分がすべきことを定めて進む真矢だけど、心の奥底に秘めた一騎との"記憶"は、いまだに真矢の心を波立てている……という、ことですよね……?

真矢だっていまさら一騎とどうのこうのとかは思ってないだろうけど、恋じゃなくとも真矢は一騎のこといまも好きなのは、わたしにとっては衝撃だったんですよ。だって終わったと思ってたんだもん!!!

あくまでもイメソンではある。しかし一騎と真矢はまだ完結してないぞ、というのをangelaの解釈とangelaサウンドで浴びたらもうどうしようもねえ!!!

5月22日はわたしの意地が報われた記念日!!!!!

『蒼穹のファフナー』シリーズで初見向きなのはどれなんだ?

15周年を迎える作品なだけに、新規が入り口選びに迷うこともあろう『蒼穹のファフナー』シリーズ。視聴を決意したものの、田舎すぎて1期の円盤が地元のレンタル屋になく、小説版からファフナーに入り大好き歴13年となるわたしが精一杯考えさせていただきます。

 

正直なにから入ってもいいと思うがな!!!

考えられるパターンは4つですかね。

 

①いまやってるやつ(BEY)から見る

②発表順で見る(1期→ROL→HAE→EXO→BEY)

③時系列順で見る(ROL→1期→HAE→EXO→BEY)

④外部メディア(1期ベース小説版、1期ベースコミカライズ)から入る

 

個人的に強く言いたいのは①が最もおすすめであること。なぜなら2019年5月17日より先行上映が始まった『THE BEYOND』は、主人公も舞台も前作から刷新されており、世界観の説明も2話以降から丁寧に行われるため。前作までの知識がなくても問題なく楽しめるほどひとつの作品として完結できます。とはいえわたしは没入したファンなのでこの物言いが正確なのかわからない……。

とてもわかりやすくBEYの説明してくださっている動画もありますので詳しくはそちらをご覧ください。*1

わたしがBEYを入り口として勧めている理由はもうひとつあり、それはリアルタイムでやっている作品であること。自分がハマったときにだれもその話をしていなくて寂しい、そういう気持ち、オタクならありますよね? リアルタイム中ならだれかしらがその作品の話をしているので寂しさもあまりない。そしてわたしはBEYから入ったオタクの感想が聞きたいから頼むぞ!!!

 

②〜④に関しては好みの問題になっていくので、各シリーズの要点をざっくりまとめておくので各位判断してください。

 

蒼穹のファフナー

1期、無印。テレビアニメ(全26話)。シリーズ第1作。すべての始まり。青春群像劇ロボットアニメ。主人公が家出から帰ってくるまでは見てください。

 

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT

ROL、右左。テレビスペシャルアニメ(全1話60分)。シリーズ第2作。1期の1年前の話。60分でファフナーの旨味だけを味わえる超名作。犬。「どうせみんないなくなる」で有名。個人的にジャンルはラブストーリーですけどね! 私情を挟むとデビュー間もない宮野真守の演技が見られるという点でもオススメ。

 

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

HAE、天地。劇場版(全1話90分)。シリーズ第3作。1期の2年後の話。ここから作画と戦闘が超進化する。「どうせみんないなくなる」と言われがちなファフナーだが、そんなことはないと証明してくれた。1期のメンバーに後輩ができて成長を感じられるのがとてもいい! ということから、1期視聴が前提として作られている感はある。が、単体成立するエンタメ映画なのでここから入るのは全然あり!

 

蒼穹のファフナー EXODUS

EXO、ファフダス。テレビアニメ(全26話)。シリーズ第4作。HAEから3年後の話。引き続き神作画。戦闘が文字通り超人化していくがかっこいいので問題ない(ファン心理としては問題だらけ)。花火。このクオリティでBEYの前座だが、EXO単体で成立できる(はずだ)

 

冲方丁蒼穹のファフナー

小説版。シリーズ構成の原液調理。1期ベースだが話の流れは1期そのままではない。

松下朋未『蒼穹のファフナー

コミカライズ。1期ベースだがドラマCDや小説版の組み込みがうまい。

小説版とコミカライズは、1期で描写されないが存在する設定が描かれたり、1期で見せ場が少なかったキャラクターがスポットライトを浴びたりと、1期の見方が変わるような内容なので、1期見るより先に見るか後に見るかで全然違った印象になるキャラがいると思う。

 

ここまでだらだら書きましたがこればかりは本当にあなたのオタクスタイルに合わせてくれ! としか言いようがないので、みんなファフナー見てくれよな!!!

 

 

*1:みうあおさんの解説動画は端的かつユーモラスなので他シリーズの紹介動画もおすすめ!

いまさらだけど『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』のEDを予想する

あと1時間で5話始まるが??? やりたくなったのでやります。わたしは劇場視聴組なのであらゆるネタバレをします。

 

ユキノジョウ『寒い夜だから…』

確定。レオくんも合いそうな気はするけど、昔の自分を振り返る歌詞はユキさまに合ってるね。

 

タイガ『masquerade』

確定。元々かっこいい曲なのに和アレンジがめちゃくちゃいい! しかし、歌詞だけ見ると、タイガお前、カヅキ先輩のこと好きすぎない?

 

カケル『Unite! The Night!』

確定。歌詞がカケルまんまやんけ……愛への探究心や、自身が届ける愛に対する謙虚さがマッチしている……天然ガス出す男は違うな……。

 

ジョージ『Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜

エィスっぽさも加味して。ジョージのスタンスとエィスの境遇の合わせ技という感じ。どっちが歌うんだろう?

5/14加筆:『JOY』だったね〜決め台詞だもんなあ。放送版は配信組なのでまだ見れてない。楽しみ。

 

ミナト『Lights And Any More』

夢を追って田舎から出てきた子が多いスッスッスではあるが、ミナトは特にそのイメージが強いので。

5/23加筆:『LEGEND OF WIND』だったよ。ミナトに翼ちゃん目線の歌歌わせるの因果がやべえよ。

 

レオ『Live Your Days』

励ます歌、似合うと思ったよ。

5/28加筆:シンくんの予想で挙げてた『Love&Peace Forever』がここに来るか……! ても「なりたい自分にプリズムジャンプ!」のレオくんにはピッタリだ……!

 

ユウ『Where to begin』

聞こえる……内田雄馬のファルセットが……という印象だけで決めた。

 

アレク『survival dAnce 〜no no cry more〜

確定? でもプリズムショーの曲だからなあ……EDは違う歌かもだ。

 

ルヰ『Silver and Gold dance』

シンくんが好きという思い、しかと胸に響いたぜ。のノリで選びました。そもそもTRFの曲全部ルヰくんのイメソンに聞こえてきます。

 

シン『Love&Peace Forever』

優しい曲調なのと、シャインのイメージも入ってる。ただあの回のEDでこれが来たら制作は本当の鬼。

5/28加筆:こうなると『Brand New Tomorrow』かなあ〜。

 

TRFの曲全部かっこよくてビビりました。答え合せ楽しみ!