情緒よりも主観。

うたプリやアニメや映画について、思ったことをいろいろ書くオタクブログです。

2023年2月15日の考え事

 わたしが特に好きな作品はリアルタイムな展開が継続してn年になることが多いのですが、ビジネス的成功以外の続く要因はなにかなあということを考えていた。

 この数年ずっと持ち続けている結論は「信頼関係」だし(作り手と受け手の信頼関係が作品をおもしろくしてるよ、という話で学部卒論書いたオタク)、わたしの中でそれが揺らぐことはたぶん今後もないと思う。

 今回ぼんやり考えてたのは受け手→作り手への信頼ではなく(これはよっぽど強い思想がない限りは「もっとおもしろいものが見たいです」に集約されるから)、作り手→受け手への信頼。

 長く続いている作品って、タイトルはもちろん設定もたくさん押さえてるほうがいい味が出ておいしくなるとわたしは思うけど、作り手がそれを前提に話作るのは「期待が重い……」気がする。

 個人がそれを網羅するには限界がある。メディアミックスしてる作品だと特に。一作品のためだけにお金も時間もかけられない人はたくさんいる。つまり、ファンが持つ作品知識に差が出てくる。

 長く続く作品の受け手は上記のような状況になるので、作り手は結構試されるよな〜。好きなもの好きなように作ろうとすると新規を置いていくのではないか、でも絶対過去のあれこれ組み込んだほうがおもしろいよ〜みたいな葛藤、めちゃあるだろうな。

 とはいえわたしは作り手は好きなもの好きなように作れ派です(わたしはお出しされたものをそのまま食べる派だから)(ちなみにわたしは「全部見ろ教」だけど、n年追ってるジャンルの原作1本しかプレイできてないとか、ドラマCD全切りとかしています)

 あと、よく「知っているほうが偉い」とかで揉めてるけど、上記のように知識の量に差があるのは当たり前だから、「いまの自分はこう思います」が気軽に発信されるといいなと思います。